あかしあヘルパーの皆さんへ

突然の自然災害や大規模地震に備えて、今年も防災訓練を実施します。この訓練は、BCP(業務継続計画)の一環で、災害時に冷静に行動できるよう、事前に具体的な訓練を行います。訓練の内容は昨年同様、大規模地震発生時における連絡報告の訓練です。災害発生時には、事務所に何を連絡・報告すればよいかを確認し、訓練していきます。

訓練の日程は、令和6年9月を予定していますが、具体的な日程が決まりましたら、またご連絡します。

実施方法ですが、前回同様、朝9時から一斉に訓練を開始します。皆さん全員の連絡報告の返信をもって訓練終了とします。ヘルパーの皆さんは、メール、LINE、電話、直接訪問のいずれかで、利用者の安否や状態、家屋内の状況、そしてサービス提供時の自身の状態を報告してください。また、サービス提供時以外にも、自身やご家族の状況、今後のサービスが可能かどうかも報告してください。全員の報告をもって訓練終了とします。

訓練の目的は、皆さんと利用者の安全を守るためです。万が一の場合にも冷静な対応ができるよう、ぜひご協力ください。ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。よろしくお願いいたします。

防災訓練の流れ

訓練当日、一斉メールにて大規模地震発生(訓練)の連絡を入れさせていただきます。ヘルパーの皆さまは、できるだけ早く、ご自身の状況やご家族の安否、当面サービスに入ることができるか、といった内容を折り返し、メールやライン、電話等でお知らせください。ケア中の方はサービス終了後、直ちに利用者様の状況やご家族等の安否、家屋内の状況も併せてお知らせください。
もちろん、ヘルパーさんご自身やご家族の安否や状況、サービスに入れるか否かの見通しも忘れずにご連絡くださいますようお願いします。
ヘルパーの皆さま全員からお返事があった時点で訓練は終了となります。時間がたってもご連絡のない方には、事務所からお電話を入れさせていただきますのでご注意ください。
(なお、設定としまして、震度5~6強の大規模地震を想定しています。震度3~4程度の通常の地震の場合は「業務継続計画」の発動はないと予想されますので、あくまでも大規模地震の体でお答えください。)

第一報の報告内容

・利用者の安否や状況
・利用者宅の家屋内の状態
・利用者家族の状況
・ヘルパー自身の状況
・ヘルパー家族の状況
・サービスに入れるか否かの見通し

第一報の報告例

以下に第一報の報告内容の一例を載せますので、参考にしてください。また、サービス中の方は利用者に関しての報告になりますが、実際の場面では、ヘルパーのご家族の状況や見通し等の報告は第二報でいただくことになります。

利用者宅で被災した想定

ヘルパー

ヘルパーの〇〇です。あかしあ一郎さま、無事でケガもありません。ご家族も全員無事です。家屋内の様子は食器棚から食器が飛び出して何枚かのお皿が割れて飛び散った程度です。

ヘルパー

ヘルパーの〇〇です。あかしあ一郎さまですが、入浴介助中のちょうど浴槽をまたぐ途中だったため転倒してしまいました。ご家族に報告し、横になっていただきました。様子を見て、必要ならご家族が救急車を呼ぶそうです。家屋内はあまり確認できていませんが、倒れたりしたものはないようです。

自宅で被災した想定

ヘルパー

ヘルパーの〇〇です。先ほどの大地震、自宅にいるときに地震にあいました。すごく大きな揺れでしたが、私も家族も無事です。とりあえずサービスは継続できそうですが、困難になった場合は、また連絡します。

ヘルパー

ヘルパーの〇〇です。自宅にいるときに地震にあいました。。両親が転倒したり倒れた家具でケガをしました。しばらくサービスには入れそうもありません。

利用者宅に向かう途中で被災した想定

ヘルパー

ヘルパーの〇〇です。あかしあ一郎さまの支援に向かう途中でしたが、自転車で転んでしまい、腰を打ってしまいました。痛みがあり、利用者宅に向かうことができません。家族の状況や復帰の見通しは、後で連絡します。

ヘルパー

ヘルパーの〇〇です。あかしあ一郎さまの支援に向かう途中です。とりあえず何ともないので、このまま向かいます。私の家族は全員無事なようです。利用者さん宅にこのまま向かいます。利用者さんの状況はまた連絡します。