飲酒ガイドラインが公表されました❗

こんにちは。今日は、厚生労働省が作成中の飲酒ガイドライン案についてお話ししたいと思います。

ご利用者の中には、お酒をよく飲んでいる方もいらっしゃいますし、アルコール依存症の方もいらっしゃいます。そのような中、先日11月22日に厚生労働省から「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン(案)」が発表されました。

飲酒ガイドラインとは、国として初めて作る、年齢や体質、性別に応じた適切な飲酒量を示すものです。飲酒は、適度にすると健康に良い効果があると言われていますが、過度にすると、肝臓や心臓、脳などに悪影響を及ぼすことがあります。特に、高齢者の方は、若い頃と比べてアルコールの分解能力が低下しているので、注意が必要です。

そこで、厚生労働省は、飲酒ガイドライン作成検討会を開催して、飲酒ガイドライン案を作りました。この案は、11月22日に公表されました。この案には、以下のような内容が含まれています。

・飲酒量の目安は、1日に純アルコール量で20g以下とする。これは、ビール中ジョッキ1杯、日本酒一合、ワイングラス1杯などに相当する。
・飲酒の頻度は、週に2日以上は飲まない「休肝日」を設ける。
・飲酒のタイミングは、食事中や食後にする。空腹時や就寝前の飲酒は避ける。
・飲酒の仕方は、一気飲みや強制的な飲酒はしない。自分のペースで飲む。水分やおつまみを摂る。
・飲酒の影響は、自分の体調や状況によって変わる。薬や病気、妊娠・授乳などの場合は、飲酒を控える。

これらの内容は、まだ案ですので、今後変更される可能性があります。しかし、飲酒に関する基本的な知識として、覚えておくと良いと思います。皆さまもお酒を飲む際には、健康に配慮しながら、適度に楽しんでくださいね。