ご無事でなにより

朝夕はほんの少し涼しくなり過ごしやすくなりましたね。

秋の訪れまであと一歩!

なんてのんびりコーヒーを飲んでいたら、早朝からケアに走り回ってくださっているヘルパーさんから連絡が入りました。

「今そこでAさんとバッタリお会いしました。歩くのも辛そうなので、休み休みご自宅にお連れしますね」

「あー、ヘルパーさんにバッタリ会ってよかった」心からそのように思いました。

高齢になりますと色々な理由からご自宅を出てお一人で外出なさいます。

例えば引っ越しをして状況が飲み込めず、「自分の家」に帰ろうとしたり、「家に泥棒がいるの」と逃げ出したり、ご家族とのトラブルから家を飛び出してしまったり。

真夏の炎天下に出てしまい帰れなくなれば、熱中症などの危険があります。冬なら低体温症。

大きな道路に出てしまえば交通事故に巻き込まれるなど、命の危険にさらされる事がたくさんあります。

なぜ外に出てしまうのでしょうか?その理由を問いかけ、明確な答えは返ってこなくても、その声に耳を傾け

外出してしまう気持ちに寄り添ってあげたいと思います。

おうちで待つご家族も心配でたまりませんよね。

最後に、見つけてくださったヘルパーさん、ありがとうございます。
ヘルパーって、ついつい周りをきょろきょろ見て「誰か外出していないかな?」とか

買い物をしているご利用者様を見かければ「ずいぶん足運びが軽くなったみたい。よかった!」とか

「あら!Bさんのお宅、まだ雨戸が閉まってる。具合でも悪いのかしら?」なんて考えて自転車こいでます。