近年問題となっている「老老介護」

こんにちは。今回は、近年問題となっている「老老介護」について、お話ししたいと思います。

私は訪問介護事業所で働く中で、「老老介護」という言葉をよく聞くようになりました。「老老介護」とは、高齢者が高齢者を介護することをいいます。日本では高齢化社会が進み、老老介護の現象も増えています。少し前のデータではありますが、厚生労働省の調査によると、2019年度における65歳以上の要介護者の約4割が配偶者から介護を受けており、その多くが同じく高齢者であることが推測されます。

私は老老介護について、自分の祖父母のことを思い出します。私の祖父は80歳を過ぎた頃から認知症の症状が出始めました。祖母は祖父の介護を一人で行っていましたが、祖母も高齢で体力や健康状態が低下していました。祖母は祖父のことを愛していましたが、同時に介護に対する不安や孤独を感じていました。私たち家族はできるだけ手伝おうとしましたが、祖母は自立心やプライドが強く、なかなか他人に頼りませんでした。結果的に、祖母は過労で倒れてしまいました。

私はその時、「老老介護」は本当に大変なことだと思いました。高齢者同士であることの特徴や課題に注意して、無理せず、必要な介護サービスを利用しながら、皆で協力しながら介護を行うことが必要だと感じました。