防災の日と私たち訪問介護ヘルパー

こんにちは。今回は、防災の日についてお話ししたいと思います。

防災の日は9月1日ですが、この日は、関東大震災が起きた日です。あれから100年近く経ちますが、今でもその惨状は忘れられません。関東大震災では、たくさんの人が亡くなりました。その多くは、火災や倒壊した建物によるものでした。当時の東京は、木造住宅が密集しており、地震に弱い状態でした。

現在の日本では、建築基準法や防火条例などで、建物の耐震性や防火性が向上しています。しかし、それでも地震は起こり得ますし、火災も発生する可能性があります。私たちは、いつどこで何が起こるか分からない状況に備えておく必要があります。

私たち訪問介護ヘルパーも、防災に関する知識や対策を身につけておくことが大切です。私たちは、利用者様のご自宅にお伺いしてサービスを提供していますが、万が一地震などの災害が発生した場合には、利用者様の安全確保や連絡体制の確立などが求められます。

私たちあかしあでは昨年、業務継続計画(BCP)を策定しました。BCPとは、災害や感染症などで通常の業務ができなくなった場合に、最低限必要な業務を継続するための計画です。私たちの場合は、利用者様へのサービス提供や安否確認などが最優先となります。

BCPを策定するだけでは十分ではありません。実際に災害が起こったときに、計画通りに行動できるかどうかを確認する必要があります。そのためには、定期的な防災訓練が欠かせません。私たちは、先日、大規模地震発生時における報告、連絡の訓練を実施しました。私たちは皆一丸となって、大規模地震発生時における業務継続に取り組みます。

防災の日は、私たちにとっても意味のある日です。この日をきっかけにして、防災意識を高めていきたいと思います。皆さんも、自分や家族の命を守るために、防災対策を見直してみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。