介護の「さ・し・す・せ・そ」
こんにちは!
暑かったり寒かったり、桜が咲いたと思ったらあっという間に散って葉桜に。なんだか変な気候ですね。
さて、皆様は料理の「さ・し・す・せ・そ」を聞いたことがありますか?
もちろんYes!ですね😅
「さ」は砂糖。「し」は塩。「す」は酢。「せ」は醤油(旧仮名遣いでせうゆ)。「そ」はみそのこと。
では介護の「さしすせそ」をご存じでしょうか?遠い昔聞いたことはあったのですが、すっかり忘れてしまっていたところ、介護福祉士のブログにたまたま出てきており思いだしました。
介護職員は高齢者の方と会話をする機会がたくさんあると思います。
なかには認知症により何度も同じ話を繰り返したり、話がかみ合わなかったりすることがあります。また認知機能の低下は無くても、普段お一人でいらして誰とも会話が無く、ヘルパーとの会話を楽しみになさっている方もいます。
お客様がお話をなさっているとき、サービスの手を休めるわけにはいかないのですが、顔を少しだけでもお客様の方に向けて「さしすせそ」のお返事をしてみませんか。
認知症の方でも、若いころに覚えた裁縫や編み物は自然と手が動くものです。「さすがですね~」
昔話をする方はたくさんいます。「知らなかったです!」
デイサービスで絵を描いてきたり、折り紙でお花を作ったり。「素敵です!」
今日はちょっとおしゃれをしているみたいです。「センスが良いですね」
なんだか不機嫌。嫌なことがあったようです。「そうなんですか。そんなことがあったのですね」
明らかにつじつまが合わない話、自分勝手な思い込み。それでも一度は否定せず聞くことも大事です。そんな時に「さしすせそ」で傾聴する。もちろん口先だけではなく、こころからそう思って言うことが大切です。
いかがでしょうか。自然な明るい笑顔と口調でお返事してみませんか。