男性ヘルパーのやりがいと苦労話

こんにちは。今日は、男性ヘルパーの私が、この仕事を始めてから感じたやりがいと苦労話について、お話ししたいと思います。

まず、やりがいについてですが、私は男性ヘルパーならではのメリットを感じています。例えば、利用者さんの中には、男性ヘルパーの方が気楽に接することができると感じている方もいます。特に若い障がいのある方は、同性介助が基本になる場合もあります。また、プライベートな時間と空間で支援する訪問介護ならではのことですが、ヘルパーとは趣味の話をしたいと思っている利用者さんも少なくありません。そんな方に寄り添って、話を聞いたりすることで、信頼関係を築いていくことにとてもやりがいを感じます。

また、男性ヘルパーは体力的にも強いので、重たい荷物を運んだり、利用者さんを移乗させたりするときにも役立ちます。利用者さんや家族から感謝されると、とても嬉しくなりますね。

一方で、苦労話もあります。訪問介護における男性ヘルパーは女性ヘルパーに比べたらまだ少数派なのが実情です。事実として、そんなことはないのですが、男性ヘルパーは女性ヘルパーよりも家事や調理のスキルが低いと見られることがあります。訪問介護では掃除や洗濯、食事作りなどのサービスも行いますが、利用者や家族から「男性にこんなことをやってもらうのは気がひける」と言われたり、「男性が台所に立つなんて。。。」とか「ちゃんと掃除や洗濯できるの?」と思われることもしばしばあります。人にもよりますが、男性ヘルパーであっても、調理や家事が得意な人はたくさんいます。

訪問介護において、男性ヘルパーは女性ヘルパーとは異なる課題や困難に直面することがありますが、それだけにやりがいも大きいと思います。私も男性ヘルパーとして、サービス提供責任者として、これからも利用者のニーズに応えるため、一生懸命がんばってゆきたいと思っています。