介護のアルバイトで月収80万円~オーストラリアで介護職員をしている人の記事に感じたこと

こんにちは。今日は、先日見たオーストラリアで介護職員をしている人の記事について、私の感想を書きたいと思います。

記事によると、オーストラリアでは、高齢者介護施設のアルバイトでも、日本円にして週20万円、月で80万円くらい稼ぐことができるそうです。物価は高いですが、月に50万円くらいは貯金できるらしいです。私は、それを聞いて、驚きと羨望と不安を感じました。

驚いたのは、オーストラリアでは、介護職員が高く評価されていることです。日本では、介護職員は低賃金で過酷な労働を強いられているというイメージがあります。介護職員の平均年収は、約300万円です。介護職員の離職率も高く、介護人材の不足が深刻な問題になっています。介護職員は、高齢者の生活を支える大切な仕事です。もっと社会的に認められて、待遇が改善されるべきだと思います。

羨ましかったのは、オーストラリアで介護職員をしている人が、自分の夢を追いかけていることです。記事には、ワーキングホリデーでオーストラリアに行った人が、介護職員として働きながら、英語を勉強したり、旅行したり、友達を作ったりしている様子が書かれていました。私も、若い頃は、海外に行ってみたいと思っていました。でも、家族の事情や経済的な理由で、諦めてしまいました。オーストラリアで介護職員をしている人は、自分の可能性を広げていると感じました。

不安になったのは、日本の未来についてです。長らく経済の低迷や、技術力の立ち遅れ、超高齢化社会と少子化による人口激減にみまわれている今の日本。私は、高齢者介護に携わっていますが、若い人にも希望が持てる日本であってほしいと切実に思っています。地方から若い人が都会に出ていってしまうということが久しく言われていますが、若い人たちが日本という国そのものから出ていってしまいかねないと感じました。国の未来は、若い人たちが築いてゆくものです。若い人たちが、日本に希望を感じて日本で生活し、日本を変えていってほしいと思うのです。

高齢者介護に携わる私たちですが、日本の未来にとって、私たち自身が、どう現状と向き合っていかなければならないのか、日本の将来について、私たちも他人事にせず日々、自分と向き合ってゆきたいです。来年度には、介護保険の改正が行われます。日本の未来にとって、法改正がいかにあるべきなのか、考えながら日々の仕事に携わりたいと思っています。

オーストラリアで介護職員をしている人の記事に感じたことを、今日は書きました。様々な意見や考えがあると思いますが、福祉の最前線で働く私たち訪問介護職も、他人事にせず、自分なりの考えを持ちたいと思いました。最後まで読んでくださって、ありがとうございます。では、また。