移動支援で訪れた高麗・巾着田

障がい者さんとの移動支援は、ヘルパーが行き先を決めなければいけない支援もあります。
毎回、お天気と相談しながら行き先を考えるのは大変ですが、反面、楽しい作業でもあります。ネタが尽きそうにもなりますが、今度はあそこに行ってみよう・・・とか、プライベートだったらあまり行かないようなところでも行ってみようか、になります。そんなことで、行ってみると新たな発見があるものです。

飯能や、足を伸ばして秩父などには行ったかとがありますが、その間の地域は意外にもあまり訪ねたことがありません。で今回は、西武秩父線の高麗駅から巾着田に行ってみることにしました。

飯能からわずか2駅で、ガラリと景色が変わるものです。まずは駅近の食堂で昼食。カツ丼とうどんのセットを注文。カツは大きく食べ応え満点。うどんは自家製麺の手延べ+包丁切りの風格を醸し出しています。利用者さんもヘルパーも、不謹慎ながら少し残してしまいました。

食後は散歩。近くに縄文時代の遺跡や、江戸時代の高札場跡などの史跡も数多くありました。

巾着田は大きく蛇行する高麗川に形成された公園で、曼珠沙華が有名。残念ながらコロナ禍で花は刈られてしまっているとのこと。昨今の雨で川の水量はマシマシで迫力がありました。

園内には民間の田んぼもあり、公園と農地が渾然一体となって不思議な魅力を見せています。
また、道中にある地物野菜の無人販売所には人間慣れした猫が店番をしている光景が、何とも言えず心を和ませます。

今回は仕事での訪問でしたが、次回はぜひプライベートでゆっくりと訪ねてみたい、そんなスポットでした。
移動支援の仕事は、プライベートの潤滑油になること間違いなしです。。。