chatGTP~訪問介護におけるAIの活用


訪問介護の仕事と言うと、ヘルパーが在宅で利用者様の身体介護や生活援助の支援をしているイメージが強いと思いますが、それももちろん正しいのですが、サービス提供責任者になると仕事の半分は事務作業になります。

サービス提供責任者は、派遣するヘルパーをコーディネートするのが主たる仕事なのですが、現実は直接支援に入ることが多くて、それが忙しさに拍車をかける要因にもなっています。

で、何を言いたいかと言うと、事務作業をいかに効率化するのか、が肝になります。事務作業の効率化、省力化に欠かせないのが自動化ですが、最近はAIの進化が異次元状態になっていますね。

昨年の11月末にリリースされ、世界中の話題を席巻している「chatGTP」。自然な対話ができると話題沸騰の対話型AIチャットボットです。
運用試験中で、今なら無料で利用できます。数か国語に対応しているのですが、ラッキーなことに、日本語にも対応しています。

新しいもの好きのワタクシは早速試してみました。

ヘルパーさんとやり取りしている「チャット型会議」のコメントに対するサービス提供責任者からの返事をchatGTPにやらせてみました。
う~む、な回答もありますが、こういう感じで答えてください、等々と書き加えてみると、表現も変わってきます。
目的をはっきりさせれば、利用価値∞(無限大)になりそうです。

介護業界でも、ケアプラン作成の支援にAIを活用してはどうか、と言った議論も交わされています。

研修や会議の原稿作成などで、下書きや下処理をAIに書かせてから人間がブラッシュアップすれば、より効果的に仕事がはかどるのかもしれません。
逆に、盛り込みたい項目や内容を作ってから、文章の肉付けをAIに書かせても良いかもしれません。

この「chatGTP」、日本語の機械学習が弱いと感じるところも多々あったり、英語文書の翻訳だったり、専門性の高い内容に弱かったりする等ありますが、自然すぎる会話ができたり、英語論文を書いたり、コンピューターのプログラムを書いたりすることもできるなど、リリースされてから1ヶ月くらいしか経っていないのですが世界中で話題になっています。

訪問介護においても積極的に「新しいもの」を取り入れてゆく必要がありますね。