訪問介護とプログラミング:自動化で作業効率化を実現

私は訪問介護のサービス提供責任者をしていますが、ヘルパー派遣のコーディネーションや直接支援に加え、運営基準に関する作業もあります。この中には、プログラミングやRPA(Robotic Process Automation)で自動化できる定型作業がたくさんあります。介護ソフトを使った作業にも同様に、定型作業が多数あります。

私はVBAやPower Automate Desktopなどを使って、自動化プログラムやフローを作成してきました。プログラミング経験は限定的ですが、多くのYouTuberやブロガーが言うように、プログラミングを習得するには、時間をかけて練習することが必要であり、作りたいものを決めて取り組むことが重要です。私自身もこれに同意します。

プログラミングに取り組むことで、作業を自動化し、時間を節約できます。定型作業は毎月同じ作業を行うものであり、転記、計算、確認、決まりきったパソコン操作などが含まれます。このような作業を自動化することで、人間がやるべき作業と、人間でなくてもできる作業を区別することができます。自動化によって、多くの作業を短時間で処理できます。

訪問介護でプログラミングを習得することの利点は、明確な目標があり、自動化が直ぐに確認できることです。プログラミングができなくても、目的の一部分だけでも自動化することができます。もし、うまくいかなくても、元の作業に戻るだけであり、ゼロになるわけではありません。プログラムを使うことによって、数十分、数時間、数十時間の作業を短時間で行うことができます。

何よりも、自分がプログラムを使って自動化した作業が、パソコン画面上でガンガン進んでいくのを見ることができるのは、驚きと充実感に満ちた体験です。例えば、ヘルパーの給与計算、転記作業、確認作業、入力作業などが自動化の対象です。
また、プログラミングには学習コストがかかると言われることがありますが、実際に取り組んでみると、必要な知識や技術を段階的に身につけることができます。最初は簡単なプログラムやフローから始めて、徐々に難易度を上げていくこともできます。

そして、訪問介護に限らず、現代社会ではデジタル技術がますます進歩しているため、プログラミングや自動化技術を身につけることは、将来的にも有用なスキルとなることでしょう。

最後に、プログラミングや自動化技術を導入することで、訪問介護の現場で働くヘルパーやコーディネーターの負担を軽減し、より効率的なサービス提供が可能となることが期待できます。ぜひ、訪問介護におけるプログラミングの導入を検討してみてはいかがでしょうか。