梅雨の時期でも明るく過ごす訪問介護ヘルパーの秘訣【利用者さんとの素敵なエピソードをお届け】

梅雨の季節がやってきましたね。雨の日が続くと、気分もどんよりしがちですが、雨にも良いところがあります。
例えば、あじさいやユリなどの花が美しく咲いて、目を楽しませてくれます。また、雨の音や匂いは癒し効果もあります。
雨の日はお茶を飲んだり、本を読んだり、ゆっくり過ごすのも良いですね。

しかし、私たち訪問介護ヘルパーは、そんな雨の日でも自転車で利用者さん宅に伺います。
自転車で移動するときは雨合羽を着るのですが、それだけでも一苦労です。雨合羽を着ると暑くなったり、汗ばんだりします。
利用者さん宅に着いたら、どこで雨合羽を脱ぐかも考えなければなりません。玄関で脱ぐと濡れた足跡が残ったりします。玄関以外で脱ぐと、濡れた雨合羽を持って歩かなければなりません。
自転車ヘルメットも必要ですが、それもまた悩みの種です。雨合羽の上に被るか、雨合羽の下に被るか、悩みます。

利用者さん宅から出るときは、また雨合羽を着て自転車に乗らなければいけません。
事務所に戻ったら雨合羽を脱いで乾かしますが、乾ききらないうちに次の利用者さん宅に向かわないといけません。
そんなこんなで、梅雨の時期は何かと大変ですが、私たちは元気に頑張っています。

私たちは利用者さんと一緒に過ごす時間を大切にしています。梅雨の時期は大変ですが、それ以上に楽しいことや感動することもあります。面白いこともありますよ。

先日はある利用者さんが、「今日はカエルの鳴き声がうるさいね」と言ってくれました。
私は耳を澄まして聞いてみました。すると、カエルの鳴き声が聞こえてきました。
「カエルの鳴き声は雨の季節の風物詩ですね」と私は言いました。
利用者さんは「そうだね。でも、カエルの鳴き声は雨が降る前兆だって知ってる?」と言ってくれました。
「え?本当ですか?」と私は驚きました。
「うん、本当だよ。カエルは雨が降る前に鳴くんだよ。だから、カエルの鳴き声を聞いたら、傘を持って行った方がいいよ」と利用者さんは教えてくれました。
「なるほど、勉強になります」と私は感心しました。

その日はカエルの鳴き声を聞こえていたので、傘を持って出かけました。すると、途中で雨が降り出しました。
「やっぱりカエルはすごいな」と私は思いました。利用者さんに感謝しました。

皆さんも梅雨の時期は体調管理に気をつけてくださいね。