風にも負けず〜風と共に走る訪問介護な日々
最近、風の強い日が多いと感じませんか? 春一番から、何故か風の強い日がこれまで以上に多い気がします。
私たち訪問介護スタッフにとって、風は見えない敵のようなもの。特に自転車で移動する私たちにとっては、風が強い日はまさに試練の日です。
先日のこと、向かい風が強すぎて、自転車がまるで進まない!、そんな日がありました。次の利用者様宅に向かう途中、まるで風神と戦っているかのよう。でも、私たちは風に負けません。なぜなら、私たちには「使命」があるからです。
その日は、風速が10メートルを超えていたとか。まるで台風のような風でしたが、私は必死でペダルをこぎ続けました。そして、ある瞬間、私は気づいたのです。風が私を強くしてくれていると。
利用者様宅に着いた時、私はもうへとへとでしたが、利用者様が温かい笑顔で出迎えてくれた瞬間、全ての疲れが吹き飛びました。そして、利用者様が言いました。「今日は大変だったでしょう? でも、あなたが来てくれると、私の心も晴れやかになるのよ。」
私たち訪問介護スタッフは、風にも負けず、雨にも負けず、いつでも利用者様の元へと向かいます。風が強い日は大変ですが、その分、利用者様との出会いがより一層温かく感じられるのです。
だから、風よ、ありがとう。あなたのおかげで、私たちはもっと強く、優しくなれるのですから。。。